イスタンブール「ブルーモスク」

イスタンブール「アヤソフィア」

ブルーモスクは、西暦1616年に建造された、
オスマン建築の正統なルールに乗っとった建造物で、
ぶれる事なくイスラムの信仰を支え続けて来た「正統なモスク」です。
完璧なバランスを誇る、美しい建造物で素晴らしいと思います。
いっぽう「アヤソフィア」は、桁違いの歴史を有する
「歴史の生き証人」の様な、モスクです。
今は、モスクとなっていますが、
元々はビザンティン帝国(東ローマ帝国)の、ギリシャ正教会の総本山でした。
その後、オスマン帝国の時代を通じて、
周囲に様々な施設が建て増しされて、モスクとなったそうです。
現存するアヤソフィアは、なんと西暦537年に建造されたそうです。
1500年近い歴史があるなんて、信じられないくらい堂々と、美しい姿を残しています。
こちらは建築物としても、傑作なのですが
なんと言っても有名なのが、ドーム内部の「モザイク画」でしょう。
このモザイク画たちも、「歴史の生き証人」です。
西暦1453年に、アヤソフィアはイスラム教のモスクになりましたが、
この時イスラム教徒の人々は、
モザイク画を破壊せず、漆喰で塗りつぶしていました。
そのため、破損が進んでいる部分や
痛んでしまっているものも多いのですが、
漆喰を取り払う事で、再び美しい姿を表してくれたのです。
金色の小さなガラスタイルを背景に
キリスト像や聖母子像、当時の皇帝やそのお妃様の姿など
精緻で、味わい深い、見事な人物像を見る事が出来ます。
ただ、建物内のいたる所に残されているモザイク画は
天井近くの、かなり高い場所にあったり
観光客が、近づくことの出来ない様な場所にあったりと
すべてをしっかり確認するのは不可能なんではないでしょうか…。
ドームに差し込む光に反射し、きらきらと輝くすがたは、
現場に行かなければ見る事が出来ませんが、
「絵」として、鑑賞するためには
やはり、画集や絵はがきなどを見る方がわかりやすいです。
より詳細に、楽しむためにもそれらを購入する事を、おすすめします。